Days for development

電子工作や3Dプリンターを使った工作などの記録です。正確な情報を書くよう気を付けますがこの記事で発生した損失には一切責任を負いません

マイコンに書き込めない?その2

お盆いかがお過ごしですか?

開発を推し進めるのもいいですよね。

前回の記事、

マイコンに書き込めない?その1 - Days for development

の続きです。読んでいない人は先にこちらを見てもらえると嬉しいです。

 1.電源電流を調べてみた

私の他にrx631マイコンで書き込めない人をブログ等で調べてみるとこのような書き込みに行きあたりました。

前回は電源周りのデバッグ(レギュレータやスイッチ等の素子を外して直接結線)したところで終わりました。
この状態で安定化電源を繋いだところ、ブートモードに設定したところ、電流が40mA近く流れました!

引用元:ハーフマウス研修 その6~プログラム書き込み~ | RT MicroMouse

なるほど、ブートモードはこのくらい電流が流れるのか。

というわけで安定化電源を借りてバッテリーがわりに繋いで電流を測りました。

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電源入れて10mAは流れたようですがmaekenさんのマウスの1/4程度しか流れていません。

2.書き込めないことに対する結論

端子の電位、クロック発振が正常であり、マイコンの消費電流が少ない以上マイコンが起動していない、死んでいると判断。原因究明はここで打ち切りとし、RTさんのRX631ボードを用いてプログラムの進捗を生むことにします。

3.おまけ

RT製RX631ボードで検証したところ、書き込みは成功したので回路に対する私の理解とその配線は間違っていないようでした。

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