マイクロマウスの再設計〜ハードウェアコンセプト〜
マイコンが死亡したこと、半田付けが困難な箇所が存在することなどを考えてマウスの第2弾を設計することとなりました。今回はハードウェアについて書き記します。備忘録的要素が強いので退屈かもしれませんが、もし初めてマウスの設計を行う方はこんな失敗がありうることを知っているといいマウスが設計できるかもしれません。
1.問題点の洗い出し
- 電位を調べる時、手元が狂うと短絡してしまう
- テスターがあてにくい
- CNC加工を頼みにくい
- エンコーダー固定用基板の端子が半田付けしにくい
- モーター用電源ラインが細い
- MPU6500の内側ベタがあるせいで配線しにくい
2.改善案
問題点の洗い出しの各番号に対応させています。
- GND, 3.3Vは離して置くべきである
- テストパットがあるべき
テストパットはbattery+, GND, 3.3V, MD端子, PC7, MISO, MOSIが挙げられる。 - 3Dプリンターでの製作を前提にする方がいい。
- 基板片面にフットプリントを集約すべき。
- 配線をモータードライバから行い、配線の太さを確保する。
- フットプリントの登録を変更する。
3.まとめ
ハーフマウスの第一弾は動作しないという悲しい結果になってしまったが反省を生かした次なるマウスの設計を行う。