Days for development

電子工作や3Dプリンターを使った工作などの記録です。正確な情報を書くよう気を付けますがこの記事で発生した損失には一切責任を負いません

RealSenseを始めよう

こんにちはDeveloperです。

サークルでRealSenseという商品を購入したので頑張って画像処理の学習をしていきます。初回はRealSenseの概要などを紹介します。

1.RealSenseとは如何なるものだろうか?

www.intel.co.jp

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 購入後、箱から出して写真を撮ってみました。

 このカメラはカラー画像、深度情報が一度に入手可能です。KINECTと似たようなコンセプトの商品ですがインテル®RealSenseテクノロジーはノートパソコンやタブレットに組み込まれることを計画しているようです。

 ただし、購入したものは開発用の外部デバイスとして単独で成立している商品となります。映像の情報がプログラマブルに取捨選択および変更可能なのでリアルタイム画像処理の勉強道具に向いていると思います。

2.RealSenseを始めよう

2.1RealSenseを買ってみよう

RealSenseのDevelopment Kitは日本国内でも購入可能なのですが個人輸入が大抵安上がりになります。

国内ではAMAZONが手っ取り早いです。

 個人輸入ではINTELから直接買うと商品の値段が安いです。ただし、送料が1個あたり2000円ほどかかりますが友人とまとめ買いして送料を割り勘するとより安くなります。

2.2RealSenseを動かそう

 基本的にRealSenseをパソコンにつないで動作させるのに必要なものを列挙します。

 ここで最も重要なのがUSB3.0ポートが必要だということです。最悪このポートがない場合RealSenseのドライバさえダウンロードすら不可能です。

 また、SurfaceのようにUSBポートが1つしかない場合USBハブが必要になるかと思います。私が使って動作確認が取れたものは

USB3.0に対応しているUSBハブでした。

2.2.1 RealSenseのドライバを手に入れよう

1.Intel Developer Zone の RealSense SR300 Camera Driver(今回はSR300を購入したので)のダウンロードページにアクセス。

Intel® RealSense™ SDK | Intel® Software

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2.Download v3.3をクリックし、インストーラに従って操作を行います。

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RealSenseのドライバは対応するハードウェアが接続されていないとインストール不可能なので注意しましょう。

2.2.2 Intel® RealSense™ SDKを入れよう

1.Intel Developer Zone の RealSense SDKのダウンロードページにアクセス。

Intel® RealSense™ SDK | Intel® Software

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2.Free Downloadを選択し、アカウントを登録します。

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3.メールに認証およびダウンロードページへのリンクがついたものが届くのでアクセスしましょう。

4.念のためシリアルナンバーをメモしておきましょう。

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これでサンプルプログラムが動作する環境が整いました。

次回のブログではWindows Vidual Studioでプログラムを書いてみます。

では。

電通大プチコンの反省

こんにちは。

3月4日には、電気通信大学でマイクロマウスのプチ大会があったので報告とその反省を書きます。

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昨年の全国大会に出場したマウスをパラメータを変更して走らせました。

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結果はクラシックマウスの探査走行が1分7秒のみの成功でした。

原因としては

  • 連続したカーブを行うエリアが存在し、壁による補正が効かない
  • スラローム走行時センサーによる補正を行っていない
  • 直進時における補正の反応も緩やかで短距離の直進では補正が間に合っていない

以上が考えられます。

 

直すべきは

  • 壁との距離を測るセンサの値が区画の中心付近では変動が小さすぎるが、近づくと脱調を起こすほど大きな変化をもたらしてしまう。
  • 2回連続で同じ方向に機首を回転させると回転角度が180°を下回ってしまう。
  • センサーで前壁を見ながらスラローム走行の補正をしないとずれたまま次の区画に移動してしまう。

といったところでしょうか。

クラシックマウスはこの3点を中心に改善を続けようと思います。

では。

Installation of KiCad

 

Hello, I’m developer. I’m going to write about installation of KiCad and malfunction of application.

1.What is KiCad?

KiCad is an application to design electronic substrates. There is the software called Eagle with a similar function. So, I compered KiCad and Eagle.

・KiCad

          Advantages

  1. It is a free software for business and personal.
  2. No restriction on use
  3. It has Interactive Router function.

“The Interactive Router lets you quickly and efficient route your PCBs by shoving off or walking around items on the PCB that collide with the trace you are currently drawing.”(https://orson.net.pl/pub/kicad/pns/)

                 Disadvantages

  1. less information than Eagle
  2. Its public library doesn’t have a satisfactory variety.

・Eagle

          Advantages

  1. Its library has an enough variety.
  2. Much information open to public on the Internet.

Disadvantages

  1. It is too expensive for me to use for business.
  2. When I use free version, I can make electronic substrates in 100mm x 80mm maximum.

I want to make larger electronic circuits than limitation on free of charge. And Finally, I want to sell products which I designed. So, I choose KiCad.

 2.Install KiCad(Japanese)

1.Access http://kicad.jp/ ,Choose version which is available on your PC.f:id:days_for_development:20170225113525j:plain

2.Set up in accordance with installer.

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Don’t change the checkmarks.

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Choose destination folder and click install button.

I thought I complete installation then.  Only I thought...

 3.The error that reduced my sleep

KiCad is composed of applications. After I installed KiCad, a footprint editor did not open then.

 

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It caused by the specification of Python.

Python3 do not have downward compatibility!

Before I install KiCad, I install Python3 and set PYTHONPATH to Python3.

But, KiCad is written in Python2.

 4.Solution for this error

KiCad can uniquely add the path to Python2 to your PYTHONPATH environment variable.

The window can open in this way: Preferences -> Configure Paths.

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For example, I configured these.

NAME: PYTHONPATH

Path: C:\Program Files\KiCad\lib\python2.7

f:id:days_for_development:20170225122501j:plain

 

At least, it comes to work by the above-mentioned operation.

Good bye.

KiCadのインストールについて

2017/04/23 追記 再度問題が発生し対応策を追加したのでKiCadのフットプリントエディタが動かない人はこちらもご覧ください。

days-for-development.hatenablog.com

 

こんばんは。Developerです。今日の内容はKiCadのインストールについてです。

pythonに起因するエラーも起こったので書き記します。

 

1.KiCadって何?

 KiCadは個人、商業利用問わず無料で利用できるプリント基板の設計ツールです。同様の機能を持つEagleというソフトもあるのですがそれぞれのメリット、デメリットを比較しておきます。

  • KiCadのメリット
  1. 基板面積の制限がない
  2. 商業利用しても無料
  3. 押しのけ配線機能がある
  • KiCadのデメリット
  1. 標準でついているライブラリがあまり充実していない
  2. サークルの先輩方に使い方を教えられる人があまりいない
  • Eagleのメリット
  1. 標準ライブラリが充実している
  2. サークルの先輩方がよく操作方法を知っている
  • Eagleのデメリット
  1. 商業利用すると高くつく
  2. 無料版だと設計できる基板面積の制限がある(100㎜×80㎜)

私はEagleの無料版の制限を超える大きさの基板を作る上にものを作って売っていたいと思っているのでKiCadを使うことにしました。

 

2.KiCadをインストールしてみた

私はトラ技SPECIALのKiCad特集の内容にしたがって、インストールしました。

手順は、

  1.  http://kicad.jp/にアクセスして自分のPCにあったヴァージョンをダウンロードします。f:id:days_for_development:20170225113525j:plain

  2. インストーラに従ってインストールします。

    f:id:days_for_development:20170225114835j:plain

    f:id:days_for_development:20170225114841j:plainチェックマークは変更しません。

  3. f:id:days_for_development:20170225114848j:plain

保存先のフォルダを選択し、"Install"を押してインストールのための操作は終了です。

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このときは無事にインストールできたと思っていました。

思っていただけでした...

 

3.私の睡眠時間を削ったエラー

kicadは複数のアプリケーションによって成り立っています。そのうちフットプリントエディタが開かなかったのです。

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 原因は以前勉強のために入れたPython3でした。

OS側の環境変数にPYTHONPATHが存在し、それがPython3につながっていました。

kicadはpython2で記述されています。

大切なのはPython3には下位互換性がない!

ということです。

 4.エラーの解決策

kicadには環境変数を設定することができます。

設定ー>環境変数の設定で下のウィンドウを開くことができます。

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今回の場合、名前を"PYTHONPATH"、パスは"C:\Program Files\KiCad\lib\python2.7"となります。

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以上の操作で少なくとも動作はするようになります。

 

 それではまた。

My challenges and goals for 2017

Happy new year! I’m Developer.

Since it’s been two weeks since the beginning of the new year, I’m going to write about my aims in this blog

Micro mouse

www.ntf.or.jp


www.ntf.or.jp

Last year, I made a classic mouse.

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List of things I achieved last year.

  • Trapezoidal acceleration and deceleration
  • Introduction of physical quantity in the program

  • Slalom traveling with angular-acceleration

List of my aims for this year.

                 ・Known-section-acceleration

                 ・180°turn

And I’m going to make a half-mouse!

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Now, I’m making a pcb data and CAD data in KiCad and Autodesk Inventor.

List of my aims for the half-mouse in 2017

  • To take part in the final of Micromouse2017.
  • Complete my goals for the classic mouse.

Making games

I’m creating a billiard game from scratch now.

The aim of this game is to master making game objects from scratch. Because I have made only a game with prepared object.

 

Finally

In the future, I’ll report on my progress of the above.

See you in two weeks. Good bye.

 

 

 

 

 

 

 

2017年の課題と目標

 

あけましておめでとうございます。Developerです。

新年の始まって2週間経ったのでブログで目標を書き留めておこうと思います。

マイクロマウス

NTF -New Technology Foundation- 公益財団法人ニューテクノロジー振興財団

去年はクラシックマウスを作りました。

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去年できたこと

    • 台形加減速
    • プログラムにおける物理量の導入
    • スラローム走行

今年の課題

    • 既知区間加速
    • 180°ターン

そしてハーフマウスを作ります!

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現在、KiCadとAutodesk Inventorで製作中です。

目標は

    • ハーフマウスは全日本大会決勝出場
    • クラシックマウスは課題を終えること

ゲーム制作

現在、ビリヤードゲームを製作しているので目標を立てようと思います。

過去にUnitychanを使ってゲームを製作したのですが品質は低くオブジェクトの見た目にこだわることができていませんでした。なので、Unityでオブジェクトの見た目のリアリティを上げることを目標とします。

以前作ったゲームも上げておきます。

最後に

今後は以上の内容について進捗の報告になると思います。

それではまた2週間後に。

Hello,World!

こんにちは.

Developerです.この名前はチーム名だったり時として筆者のネット用の名前です.

初めてブログを書きます.

このブログは私が作るロボットの調べやプログラミングに関する備忘録的側面を持っています.

極力誤った内容は掲載しないよう気を付けますが,間違った内容はぜひとも教えてください.

目標としては,最低でも2週間に1度の更新を目指します.

拙い文章になると思いますがよろしくお願いします.

それでは失礼します.